脱毛クリニックで脱毛を行う時は麻酔を使用する事が可能です。「最近のレーザー脱毛はあまり痛くない」という声も聞きますが、それでも結構痛いです!※個人差があります。デリケートな箇所の脱毛はそれなりに痛みを伴いますので、痛さに弱い方は麻酔を行う事をオススメします。
麻酔が可能なのはクリニックだけ!エステサロンは不可!
どの様な種類であれ麻酔を掛ける行為は医療行為となります。従って医療行為が禁止されているエステサロンでは麻酔を行う事は一切出来ません。クリニックだけの特権となり、高出力レーザー脱毛機同様に誤った使い方をすれば危険な物を扱え、適切な対処が出来る医療機関にのみ許されています。
主な麻酔は3種類どれも効果が異なる
クリニックで用いられる主な麻酔は「笑気麻酔」「麻酔クリーム」「麻酔注射」の3種類となります。それぞれ手法や効果が異なりますので、事前にどの麻酔を用いるかを決めておくとクリニックでの受付がスムーズとなります。
笑気麻酔(しょうきますい)
笑気麻酔は脱毛で用いられる麻酔の中で最もメジャーな物で、鼻からガスを吸引する事で効果を発揮する麻酔です。施術中は常に吸引する必要があり、効果は約2分程で発揮され「酒に酔ったような感覚に陥り」意識はハッキリしていますが、呂律が回らなかったりテンションが上がったりと不思議な感覚を味わう事になります。痛みは感じないというよりは遠ざかる感覚に近く、意識はありますので会話をする事も可能です。効果が切れるのも早いので、車やバイクを運転する方でも帰りの心配をする必要がありません。
- ガスの吸引
- 効果は2~3分で発揮
- 意識はあり会話も可能
- 痛みが遠ざかる
- 帰りの運転もOK
麻酔クリーム
麻酔クリームは患部に塗るタイプの麻酔となり、クリームを肌に塗る事で感覚が鈍くなり痛みを感じなくなる事が可能です。意識もあり、手軽ではありますが大きな欠点として即効性がなく30分程前には塗っておく必要がありますので、脱毛当日に申し出ても時間的に間に合わない可能性があります。笑気麻酔よりも効き目が強いようですので、どうしても痛いのに耐えられないという方は相談してみると良いでしょう。
- クリームの塗布
- 効果は30分程で発揮
- 意識はあり会話も可能
- 痛みを感じなくなる
- 事前相談が必要
麻酔注射
麻酔注射はあまり扱っている所は多くはないと思いますが、局所麻酔や全身麻酔がこれに当てはまります。麻酔は注射で行う事となり、効果は一部分から全身まで幅広く対応する事が出来ます。正直脱毛で注射による麻酔は殆ど必要なく、あえて選ぶ必要性もありません。料金も上記2つより高く成りがちですので、どうしてもという方は事前に必ずクリニックに相談をしましょう。
- 注射による麻酔
- 効果や範囲は様々
- 料金が高くなりがち
- 痛みを感じなくなる
- 脱毛ではあまり必要なし
以上が脱毛時に使われる事の多い麻酔となります。オススメは笑気麻酔で効くまでが早く目覚めるのも早いというメリットがあり、最初は麻酔抜きで途中から笑気麻酔というのも可能でした。
麻酔の個人差や副作用に注意
麻酔には当然効きづらい人や効き過ぎる人が存在します。副作用やアレルギーの心配もありますので、麻酔の効果・効能・副作用等については必ずクリニックの医師に相談し、それから自分に合った麻酔を選択して下さい。安易な決断により事故を招く可能性も0でありませんので、麻酔は医療行為というのを念頭に置いて決断して下さい。