おじさんが「昔はよかった」と話すのはいけないことか?
「昔はよかった」とため息をつき、今を嘆くだけの人は老いるのが早い。しかし「昔話」のすべてが悪いわけではない。昔話を上手に活用することで、未来を生きる知恵やエネルギーを得ることもできる。今回は「あの頃は良かった」を「未来へのエネルギー」に変える方法を紹介したい。
■爆笑するために話す
人生を振り返れば、思わず爆笑してしまう話が誰しもあるはず。ハラワタがよじれるような思い出話を、仲間内でバンバン語らおう。
腹の底から爆笑すれば、体内に酸素がみなぎり、細胞が活性化する。仲間同士なら内輪ウケでかまわない。腹の底から爆笑する瞬間、私たちは生きる意味を見い出せる。それが命を全うしているということだ。
■未来の行動のヒントにする
若い頃の行動や挑戦には、今では到底届かないような大胆さやクリエイティビティが宿る。若かりし頃の自分たちから、今や未来を生きるために大切なことを「学び直す」ことができる。
小利口で保守的になった思考回路をいったん壊し、「自由でバカげた行動」を創り出すヒントにする。過去を懐かしむだけではなく、必ず行動につなげることが大事だ。もちろん、「もう年だから…」は厳禁である。
■感謝のために話す
誰にでも必ず「人生の恩人」となる人が存在する。彼らが自分に何をしてくれたか? それを思い出し、言葉にして感謝の気持ちを表す。これにより、人生のやり残し感は、だいぶ中和される。遠くからでも感謝の気持ちを送り続けるのだ。たいていが「いい話」なので、ポジティブなエネルギーも吸収できる。
■「自分の存在」を確かめるために話す
今がうまくいっていないと、どうしても自己肯定感が下がってしまう。しかし過去を思い出し、言葉にすることで、本当の自分を取り戻せる。職場以外の仲間と思い出を語らうことで、目線を上げて新たな行動に踏み出せるはずだ。
■友情を噛み締めるために話す
「本当に楽しい日々だったよな!」。そう言い合える友人は人生の宝物だ。筆者自身、友人からそう言われて、とてもうれしい気持ちになったことがある。
思い出話は、友情を確かめ合い絆を太くする。利害関係を超えて、過去から今、そして未来に続くサステナブルな財産の共有を楽しもう。
この記事のライター
潮凪 洋介
エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。
RECOMMEND
-AD-
YouTubeセミナー
-
視聴無料 セミナー
〜アメリカでのテストステロン補充療法〜
詳しくはこちら -
「男塾」配信セミナー特集
-
【共催】DANTES
-
【後援】日本Men's
Health医学会 -
【後援】日本抗加齢
医学会
ダンテス人気記事
2021/01/20
マスターベーションで男性器疾患を発見、実益も兼ねた最新「自慰マシン」
2020/04/01
AV男優になるにはどうすればいいですか【教えて!いろは先生】
2021/09/20
自毛植毛術後の後頭部はどうなる?どれぐらいで生えてくる?
2020/09/17
自毛植毛で後悔! 施術リスク(副作用や後遺症)に潜む悲劇…
2020/04/03
中高年を襲う男性更年期障害チェックリストと高める術
2021/10/09
中高年の性生活の実態調査公表
2020/04/02
ED(勃起不全)は実は大病のサイン、見逃すと怖い事態に
2020/04/02
ED治療薬とは?仕組みから効果まで徹底解説
2020/07/31
ED治療のオンライン診療とは?対応しているクリニック5選
2021/10/16
あなたのLINE、女の子をイラ立たせる「おじさん構文」になっていませんか?
2020/06/12
包茎の種類とそれぞれの手術・治療方法を分かりやすくご紹介
2020/04/03