中高年男性が「欠点」を「モテ要素」に180度変える方法

2020/09/26

男性力アップ術20200807/イメージ

ソーシャルディスタンスを保ちながらも、2度とない人生を悔いなく満喫したい。ここらで一念発起し、見え隠れする欠点を「モテ要素」に変えて「モテオヤジ」へと変身したいものだ。そこで今回は、欠点をモテ要素に変える習慣についてお届けしたい。

自分を笑い飛ばせば欠点は長所に変わる

「欠点をモテ要素にする」。言うのは簡単だが、実際にはどうしたらいいのか? まずは自分を客観視して自分の欠点を笑い飛ばす練習を身につけたい。

もし、自分をいじるとしたら、あなたはどうするだろうか?

似ているブサイク芸人は? 圧倒的に劣っている職能や不得意作業は? …実はこれらは全部宝の山。周囲が突っ込んだり、いじったり、笑いのネタにしたいことばかりだ。

それらを言語化して周囲に差し出した瞬間、それは全部「魅力」に変わる。「思いつかない」という人は、過去に突っ込まれたり、いじられたことを思い出そう。


「こじらせ系いじけオヤジ」をやめる

ここで落とし穴を1つ。「こじらせ系イジケオヤジ」という言葉を知っているだろうか? 異性の友人も多く、楽しくやっているが、いつも「尊敬され」「ほめられ続け」「話題の中心にいないと気がすまない」オヤジを言う。

彼らは会話が長く押しつけがましいのが特徴。最大のヤバさは「自分を笑い飛ばせない」ということだ。

普通のオヤジは、自分のダメさ加減をネタに周囲をなごませたり笑わすことができる。たいていの中高年男性はそうしたオヤジのソフィア(叡智)を持っているものだ。

しかし、こじらせ系はこの「アソビ」がない。自分を良く見せようという承認欲求が強く、すこしでもイジろうものなら急にいじけて、恥ずかしいキレ方をする。

こうなっては絶対にいけない。いくら金持ちでも、外見を磨いても、モテオヤジとは程遠い、寒い状況に陥ってしまう。まずはこれを完全に卒業したい。


こんなセリフがあなたを魅力オヤジにする

上手に自分を笑い飛ばせるオヤジになる方法は簡単。こんな調子だ。

「いや~、もう最近、酔うとポンコツオヤジでねえ」「あ、僕ね、話長いし、たまに最高につまんないんだよね」「この前、ソファで寝てたら、家族から直接顔にファブリーズをかけられた」「太りすぎて、同窓会で何十年かぶりに会った友人に気づかれなかった」

ウケるためなら少々の脚色をしてもいい。こうしたエピソードを語るだけで場はなごみ、自分を「楽しいおじさん」にブランディングできる。

最近の「笑える失敗」は必ず記憶しておく。毎日生きていれば、必ず笑える失敗をする。それを「おいしいネタ」として活用するのだ。

「酔って洗顔剤で歯を磨いた」「朝、隣に奥さんがいるのに『あ、帰らなきゃ』って言ってしまった」など、鉄板ネタを用意しておこう。

これで、欠点をモテ要素に変え、モテオヤジになれる。モテは向こうからやってくる!

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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