本当にモテているオヤジたちの意外な共通点

2020/09/07

男性力アップ術20200710/イメージ

「本当にバカじゃないの! 他の男にとられてもいいの?」 知り合いの女史が半笑いで切り出した。彼女が怒っている理由は単純だ。まだ正式に付き合っているわけではないが、複数回デートして“いい雰囲気”になっている彼が「放任主義」。他の男とデートをしても一切嫉妬しないのだ。 彼女は27歳のモデル級のCAで、彼は52歳のバツイチオヤジ。いつまでも色気がある“モテるオヤジ”でいたいというのは、すべてのオヤジの願いである。今回は、女性が追いかけてやまない、本当のモテオヤジたちの意外な共通点を紹介したい。

色気オヤジは女を「縛らない」

モテる色気オヤジは女性を縛らない。気に入った女性であっても、ほとんど縛ろうとしない。関係が深まって恋愛関係に発展しそうになっても「嫉妬を見せない」。「いい女」であればあるほど、縛られるのはいやだということを知っているからだ。


相手の女性から自分を追いかけてくるようでなければ大人の恋は成立しない、ということも知っている。女性は「どうして、私をほっとくの?」とスイッチが入ってしまう。



色気オヤジは女性の罵声を浴びて輝く

モテる色気オヤジは、女性から「バカじゃない?」とよく言われる。それは「おバカなツッコミどころ」を多数持っているということで、相手との距離が縮まりやすい。こうした、ほんのちょっとの“ろくでなし感”がオヤジの色気を強化する。 


この逆が、品行方正すぎて引っかかりのない男。いわゆる、「ただのいおじさん」だ。その正しさが女性に無駄な気を遣わせ、壁をつくる。「正しすぎる男」は女性がツッコミを入れる余地がないので、いつまでも距離が縮まらない。


色気オヤジは女性からの攻撃を受け流す

色気オヤジは女性とのもめ事が圧倒的に少ない。彼らは、男女トラブルは一方が受け流したり謝れば半分は収まることを知っている。だから、相手の女性が理不尽にキレても、あっけなく受け流す。 


「ごめんねえ」と謝って、静かに距離をとる。距離を置きつつ、もっと前向きな新しい出会いを求める。その女性を切るわけではないところがまたうまい。色気オヤジは、女性関係のもめ事が男のフェロモンを削ぎ取ることを知っているのだ。


色気オヤジは仕事の被害者にならない


色気のある男は、いつも「余暇の楽しさの余韻」を背中に背負っている。激務を抱えていても、決して「仕事の被害者」にはならない。心のキャパシティーに必ず30%以上の遊びを容量として持っているのだ。 


仕事をほどよきところで人に任せ、自分は魅力的な友達や異性と楽しい時間を過ごす。だからこそ、オヤジの色気は途切れない。


さあ、どうだろう? 今回は女性目線で今回はお届けしたが、本当にモテるオヤジたちは「バカじゃないの?」と女性に笑われながらも、損得勘定なしに『また会いたい』と思われる人たちなのだ。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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