文章を「書く」だけで心を整える方法、大公開!

2021/05/06

男性力アップ術20210319/

私(潮凪)は今までに73冊の本を書いているが、執筆のたびに「瞑想」のような心境になる。高揚感を伴いながらも、心はしっかりと落ち着き、満足感に満ちあふれる。

「ブログを書いたら心がすっきりした」「悩みを紙に書き出したら解決した気分になった」「将来やりたいことを書いてみたら、うまくいくような気がした」

これは私が運営する著者養成学校の生徒さんたちの声だ。プロ、アマ問わず、自分の言葉で文章を書いた誰もが幸福感を感じている。私はこの精神状態を「ライティングフルネス」と呼んでいる。

あなたも胸の内を文字にしてみよう。ヨガ、座禅、瞑想、あるいはスポーツ後のような高揚感で心が満たされ、安寧の時間が訪れるはずだ。

日記で「人生の1ページ」を確かめる

ライティングフルネスを感じる手っ取り早い方法がある。それは日記を書ことだ。

ほんの数行書くことで、「自分は今日という人生を生きたんだな」と命をかみしめることができる。仕事の段取りや対人関係の改善点、新しい目標も見つかり、心地よい瞑想状態になれる。

「今日の良かったこと」を書き運気を上げる

「とりとめもない一日だったなあ」と、ため息が出る日は、「小さな良かったこと」を箇条書きで書き出そう。

「スポーツジムに30分だけ行けた」「娘と10分だけ楽しく会話できた」「顧客からほめられた」。小さな幸せでも、ながめていると「自分はツイているかも」とテンションが上がる。不安が消え、心の幸福度指数がみるみる上昇する。

自分の「居場所」が見つかる完璧な場所

文字を書き、発信すること。それは「完璧な自分の居場所をつくる」こととイコールだ。文字が織りなす、完璧な世界が作り出せる。

書いている最中は誰にも反論されることなく、持論を最後まで展開できる。発信して10人の共感者と出会えば、10人分の居場所をつくったことになる。書いて発信することはずばり、「居場所づくり」そのものなのだ。

書くことでセルフブランディング

「何かを創り出す時、人は幸せを感じる」「他人に認められた瞬間、人は幸福感を抱く」

この2つは、書いて発信することで体験できる。例えばあなたが得意とするビジネスのノウハウを初心者向けに毎週1本ずつブログで発表してみよう。書いている瞬間、あなたは幸福感に包まれる。発表後、感謝のコメントがつけば、心は歓喜に包まれる。

これを100回と繰り返すと、あなた自身がブランドになる。その道の専門家として尊敬され、満足度の高い日々を過ごせる。

書くことで、幸福感に満ちた心と何事にも動じない心の軸が作れる。書くことがおっくうかもしれないが、例えば次のトイレタイムに手帳を持ち込み、一行だけ書き出してみよう。その一行が人生を大きくシフトさせるのだ。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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