代表的な生活習慣病改善に役立つ筋トレ「グッドモーニング」のやり方

2020/10/20 ダイエット痩身

モテる体をつくる20201014/写真②

今週は、生活習慣病にはどのような代表的な病気があるかを紹介します。

代表的な生活習慣病「糖尿病」「高血圧」

(1)糖尿病 血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が多くなりすぎる病気です。初期症状はほとんどありませんが、進行すると動脈硬化が進み、脳卒中や虚血性心疾患になりやすくなります。また網膜症、腎症、神経障害といった3大合併症があり、失明や透析につながる怖い病気でもあります。

(2)高血圧 この症状の人は特に多いと思います。私たち日本人が高血圧になる主な原因として、塩分の採り過ぎがあります。若年層や中年男性は、肥満が原因の高血圧も増えています。飲酒、運動不足もその一因であり、高血圧は喫煙と並んで、生活習慣病の最大のリスク要因となっています。


血管に関連する「脂質異常」「心筋梗塞」「脳卒中」

(3)脂質異常 LDLコレステロール(悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)、トリグリセライド(中性脂肪)などの血中濃度の異常を表していて、これらは動脈硬化の促進と関連します。

(4)狭心症や心筋梗塞 喫煙やLDLコレステロールの高値、高血圧、メタボリックシンドロームなどにより心臓の血管の動脈硬化が進行すると、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患を引き起こしやすくなります。

(5)脳卒中 脳血管障害(脳卒中)には、脳の血管が詰まる脳梗塞と脳の血管が破れる脳出血、くも膜下出血などがあります。いずれも高血圧が最大の原因であり、これらのリスクを最小限にするには、普段からある程度の節制した食生活と、ほどよいトレーニングが必要となります。いつまでも健康的で若々しく生きるために、この機会に日々の生活習慣を見直してみましょう。


生活習慣病改善に役立つ「グッドモーニング」のやり方

 それでは、2つ目の「グッドモーニング」を始めます。

 両手を腰に当てて、股関節の幅に足を開きます。

モテる体をつくる20201014/写真①

この姿勢から、息を吐きながら股関節を中心におじぎをするようなイメージで、腰をきれいに折り曲げます。

モテる体をつくる20201014/写真②

この時、腰や背中が丸くならないよう注意して、しっかりと太もも裏にストレッチがかかっていること感じるまで曲げましょう。

モテる体をつくる20201014/写真③

最後に息を吸いながら、おじぎ動作からゆっくり元の姿勢に戻っていきます。

モテる体をつくる20201014/写真④

 下腹部は締めて(下腹をへこませる)、ゆっくり行うことがポイントです。この動作を10〜15回ほど繰り返します。

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この記事のライター

田島 寛規

田島 寛規

Green Room Products 代表取締役。1975年、東京都生まれ。97年、日本体育大学卒業後、整骨院、病院勤務を経て独立。千葉県柏市の「Green Room柏の葉整骨院」を中心に、Green Room 整骨院グループ、トレーニングジム「T-REVO」やデイサービス「せかんどはうす」、東京.渋谷にパーソナルボディサロン「Natural Bone Technique」、北区にフランチャイズの「王子整骨院」などを展開。

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