自分では中々気付かないいびきは周囲に多大な迷惑を掛ける症状として知られていますが、いびきはうるさいだけではなく、隠された症状が眠っている事があります。
まずは自分のいびきについて知る事が重要です。
自分のいびきを認識する
いびきをかいている人の大半は自分のいびきに気づいていません。
実はこれが一番厄介であり、自身が周りにどれだけ迷惑を掛けているかを認識しておらず何としてでも気付かせる必要があります。
録音していびきを確認
まずは自分のいびきを認識する為に録音をしましょう。アナログではありますが一番確実であり、自分の状況を良く確認できます。
それでも否定をする人がいますが、逃れようの無い事実です。
意識して治すのは難しい
いびきを認識したとしても眠っている時の事ですので、意識していびきをしないのは非常に難しくなっています。
我慢をしてどうにかなる物ではありませんので、原因を突き止め治療をするのが最も有効的です。
いびきの原因
いびきには原因とされている事象が存在しており、いびきを治す為には原因を突き止める必要があります。
個人差もあり一概に判断出来る物ではありませんが、心当たりがある症状はチェックしておきましょう。
- 肥満気味
- 鼻炎がひどい
- ストレスが溜まっている
- 疲れている事が多い
- 大酒飲み
- 寝相が悪い
鼻炎や鼻づまりはいびきの一因
いびきは口呼吸時に発生する事が多く、従って鼻づまりや鼻炎をお持ちの人は口呼吸の機会が増え、必然的にいびきの発生率が増えます。
睡眠時は特に無意識なので呼吸をしやすい口呼吸に自然となり、いびきの原因へと繋がります。
肥満がいびきの原因に
意外かもしれませんが、肥満といびきには関連性があり肥満の人ほどいびきを掻きやすい傾向にあります。
中高年男性に多くみられるのが、単純に太っている事で横向きに寝る事が困難となり、仰向けが多くなる事からいびきに繋がっています。
肥満を改善するだけでいびきが減ったとの報告も多数事例があります。まずは「体の土台をつくる筋トレ用ファスティング(断食)の方法」や「1日10分、週2回の筋トレでテストステロンをUPする方法」を参考に食事・運動を見直してみることもおすすめします。
ストレスからのいびき
ストレスが溜まることで脳は酸素不足の状態となります。その結果普段よりも多くの呼吸を必要としそれは睡眠時も変わりありません。
必然的に鼻呼吸に加え口呼吸の回数も増加しますので、いびきに繋がります。
いびきは治療が可能
ハッキリとした原因が定かではないいびきも医療的な見解から治療をする事が可能です。現在ではレーザー治療が主流で痛みや火傷を最小限度で治療が可能です。
いびきの治療箇所
いびきのレーザー治療は口の中の口蓋垂と呼ばれる箇所を拡張する事となります。
いわゆる喉の入り口周辺をレーザーで広げる事で気道を確保し、呼吸を通りやすくする事で、いびきの発生を抑えます。
いびきのレーザー治療方法
- ◆クリニックで綿密な検査
- ◆レーザーによる日帰り治療
- ◆炎症を抑える為2週間ほど安静
- ◆治療完了
いびきのレーザー治療は綿密な検査により行われます。のどを削る事から後遺症等が出ない様に綿密な検査が行われ、万が一に備えます。
従って一部の人はレーザー治療が受けられない可能性もあります。
治療自体は麻酔を使用し日帰りで終了しますので、痛みも熱さも最低限ではありますが、ダウンタイムが存在します。
ダウンタイムは要安静の期間であり、手術終了後は傷の炎症が収まるまで約2週間ほどは激しい運動を避けるなど安静にしておく必要があります。
レーザー治療の比較
いびきのレーザー治療はクリニックで行う事が可能ですが、対応クリニックの店舗は少なく、料金体系やサービスも各社バラバラです。
予算に応じた信頼のおけるクリニックを選択しょうましょう。
A社 | B社 | C社 | |
---|---|---|---|
料金 | ¥100,000 | ¥200,000 | ¥50,000 |
手術時間 | 約20分~30分 | 約30分 | 約10分 |
通院 | 不要 | 0~1回 | 1~2回 |
ダウンタイム | 約3日 | 約1~2週間 | 約2週間 |
麻酔 | 不要 | ゼリー麻酔とスプレー麻酔 | ゼリー麻酔 |
全てレーザー治療にも関わらず料金は勿論、麻酔の有無やダウンタイムに大きな差があります。
レーザー機器の性能や医師のテクニックにも違いがありますので、一番重要なのは確実に安全な事ですので、手術経験を重視して選ぶのがコツです。
いびきを呼び寄せる別の病気
いびき自体は病気ではありませんが、その他病気の弊害としていびきが発生する可能性があります。
本当に恐れるのは病気ではありますが、非常に気づきにくいのが欠点です。
- ◆高血圧
- ◆動脈硬化
- ◆脳梗塞
- ◆不整脈
いびきは上記病気との関連性を指摘する声もありますが、必ずしもそうと決まった訳ではありませんので、一番良いのは医師の診断を受ける事です。
普段いびきをしないのにある時期から増えた場合等は一度診断を受けるのが無難です。