【調査結果】新成人はセックスとLGBTをどう考えているのか
4月から、成年年齢(成人年齢)が20歳から18歳に引き下げられました。近く18-19歳に達する新成人予備群の男女(以下、新成人)と、その親世代を対象に「恋愛・結婚・性」をテーマにしたアンケート(TENGA調べ)をご紹介します。
まず「初体験に対する悩み」について。新成人の男女ともにおよそ半数が「(悩みが)ある」と回答。その中身は男性の場合、「SEXの誘い方がわからない」「SEXをする場所がない」など。女性では「痛み」「自分の体がどう見られているか不安」といった悩みがありました。
「マスターベーションで失敗した経験がある」と答えた男性は、新成人(26.7%)、親世代(25.2%)とも約4人に1人。新成人では「間違った方法でのマスターベーション」を後悔する声が集まりました。学校でも自宅でも教わる機会がないので自己流になりがちなのかも。
さらに「アダルトグッズを使ったこと・使いたいと思ったことはありますか?」と新成人男性に聞いたところ、「(SEXのとき)使ったことがある」または「使ってみたい」が半数近く(45.7%)、女性は27.5%という結果に。親世代は、男性が57.8%、女性は37.6%でした。新成人世代も、親世代も一定の割合で、グッズにも興味があるようですね。
最近、話題にのぼるようになったLGBTについてはどうでしょう。「LGBTという言葉を知っていますか? またその意味を知っていますか?」と聞いたところ、新成人の71.7%は、「知った上で理解もしている」と回答。親世代での52.5%を認知度で大きく上回りました。
また、「自分の子どもがLGBT当事者だった場合、どのように思いますか?」と聞いたところ、新成人の9割超、親世代の約7割が、「受け入れられる」と回答。
世代が若いほど考え方が柔軟になってきたことが分かりました。世代間のギャップを埋めるような会話があるといいですね。
この記事のライター
工藤 まおり
フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。
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