馬肉でテストステロンをアップ!絶品の「ローストホース」つくり方

堀江メソッド筋トレ20220518/馬刺しイメージ

テストステロンを上げるための食材の代表格は赤身肉や貝類です。今回は赤身の馬肉をつかった男の料理レシピを紹介します。

馬肉は日本では熊本や青森の馬刺しが有名です。栄養素としては、テストステロンアップに有用な亜鉛やタンパク質は他の赤身肉同様に高いのですが、突出しているのがカルシウムと鉄分です。どちらも不足すると筋力が低下するので、テストステロンの維持に欠かせない栄養素です。

また、馬肉の脂には不飽和脂肪酸が多く含まれています。特に他の動物性脂肪にはほとんど含まれないα-リノレン酸が豊富なので、高血圧や動脈硬化の改善が期待できます。

今回は、ホテル「プルマン東京田町」の福田浩二シェフに「ローストホースの醤油バターソース」のレシピを紹介してもらいました。


〈材料〉

◎ローストホース

馬刺し用馬ロース肉300グラム▽塩、黒こしょう、オリーブオイル(いずれも適量)

◎醤油バターソース

バター100グラム▽黒こしょう3グラム▽醤油30ミリリットル▽レモン汁10ミリリットル

◎付け合わせ

ルッコラ1束▽ホースラディッシュ30ミリグラム▽エキストラバージンオリーブオイル30ミリリットル


〈手順〉

①馬肉に塩、黒こしょうをして常温で30分置く。

②フライパンにオリーブオイルを流し、馬肉の両面をキツネ色になるまで焼く。

③取り出してアルミホイルで包み、5分間肉を休ませ、好みの厚さにスライスする。

④これとは別にバターをフライパンで熱し、沸騰してきたところで黒こしょう、醤油、レモン汁を加え火を止めて醤油バターソースをつくる。

⑤ローストホースを皿に並べ、その上にルッコラを飾り、削ったホースラディッシュとオリーブオイルをかける。?油バターソースを小皿に入れて添える。


「馬肉といえば馬刺しが有名ですが、今回は火を加えたレシピです。お酒と一緒に楽しむなら、しっかりめの白ワインか、軽めの赤ワインが相性が良いと思います。馬肉にも旬があり、春から初夏がおいしい季節です。馬肉がなければ、牛肉でも代用可能です」(福田シェフ)

【一般社団法人1UP学会】

 男性医療に関する最新医療技術や情報の啓発・広報活動を行う医療専門団体。テストステロン補充療法による専門外来を東京都千代田区の日比谷国際クリニック(http://www.hibiyakokusai.or.jp)で実施している。


【堀江メソッド】

私も馬肉は大好きです。馬肉の場合は、ご飯よりもお酒が欲しくなりますが、テストステロン値は適量の飲酒では下がることはありません。適量であれば上げるとも考えられています。また、飲酒前に筋トレをすると酒量が多くなってもむしろテストステロンは上がります。

注意したいのはビールに含まれるホップです。ホップには女性ホルモンと似た作用を持つナリンゲニンという成分が含まれており、摂取しすぎるとテストステロンの分泌を阻害します。ビール党の人は要注意です。


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この記事の監修者

堀江 重郎

堀江 重郎

1960年生まれ。東京大学医学部卒業。日米で医師免許を取得。国立がんセンター中央病院、杏林大学講師を経て帝京大学医学部主任教授に就任し、日本初の男性更年期外来を開設。2012年に順天堂大学医学部教授に就任。日本抗加齢医学会理事、日本Men's Health医学会 理事長を務める。『ホルモン力が人生を変える』他著書多数。テレビ番組の出演、監修も多数。


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